パリの序奏、気づいた君へ送るよ

邂逅した君と繋がって
良かったよ。今でも思ってる。
ありがとう。何度だって言うからね。
ずっといつだって
近くで体温を感じさせてね。
世界の中心で叫びたいから。絶対約束を守るから。
絆は解けないよ。誰にもね。誰にも。
これが愛の力かな。心
が弱かったなんて信じられないよ。
どれほどの困難が待ち受けていようとも
勝つよ。絶対。君が応援してくれるなら。
好き同士だからね。こんなに
いっしょにいられることを誇りに思う。
いつだったか。事件の翌日に
君をみつけたよ。とても眩しかったな。
独りで泣いていたのかな。君
を見ることしかできないのがきつかった。
あのね。君に気づいてて欲しかったんだけど。
一目惚れしてから
好きになりすぎて戸惑っていたことを。
ずっと見ていた。見続けていたんだ。
あのね。心の風景画には
君がいる。そう信じてる。
荒れ狂う稲妻に翻弄された空が
?どんなに曇っていても。
他の誰もが助けてくれなくても。
あれはそう。突然遭遇した君が
庇ってくれたね。痛くなかった?
現れた格好が
勇壮ですらあった。
かわいい君の両手が
穏やかで温かいと感じた。
?まるでお日様のようで。
幸せをくれたね。
パンをくわえて走る
君との思い出がいっぱいだよ。
いつも遠慮なくモリモリ食べていたね。
トラブルメイカーの君は
少し苦手なんだよ。
君の気持ちには気づいていたんだけど。
なんていうか。こう
夏の夜風のような心地良さで抱擁してほしい。誰でもない君がね。
嬉しさを体いっぱいで表現する君は
会えてよかったと思う。本当だよ。
君がいつも笑顔だから
がんばらなくっちゃとか思うんだ。
しかし体全体で怒りを表現するところとか。
?無表情を装っているのも好きなんだ。
反省はしてるんだ。でも時々忘れたり。
感情を表現するのに長けているから。
ついね。やめられないんだ。おもしろくて。
みんなに大人気の
君を誇りにしているよ。
万が一はぐれてしまっても。
君を近くに感じているから。
巡り会えた奇跡が
愛される心地良さを連れてきてくれたから。二人が紡いだ歴史がかけがえないから。
覚えていてほしい。約束するから。
あの時邂逅した刹那。
?運命が変わったんだ。
敵意を向けるのがナンセンスに感じられて。幸福の意味を知ったよ。
繋いだ手を離さずにいてくれたから。正義を貫く信念をくれたんだ。
なんていうか。困るね。
困った。語彙力が貧困なせいかもね。
心からの感謝を。
女神の祝福を受けた君に送ります。
君の帰りが遅くなったら
時を移さず助けに行くよ。
君が心細さにおろおろしてしまっても。
君が助けを呼ぶより
すぐに救援に向かうから。
繋いだ手の力を緩めないで。
弾んだ声を聞かせ続けてね。
支え合いで進もう。
ずっと。ずっとね。
君が伝えてくれた大事なことを
いまだ気づいていない誰かに届けるよ。
全身に漲る
愛し愛される幸せを。
叫びが増幅されて
広範囲の人々に広がりますように。
大きな声で歌って
爽快感を味わおう。
永遠に穏やかであってほしいと願う
感情に訴える詩。
[NICE]